日本原価計算研究学会第25回全国大会 1999年10月1日・山口大学
報告要旨
「バランスド・スコアカード」再論
古田隆紀(大阪学院大学)
経済学部B−202 15:45〜16:25
バランスド・スコアカード(BSC)は、当初の業績測定システムから戦略的マネジメントシステムへと変貌をみている。
本報告は、このようなBSCの今日までの展開をBSCのモデルを用いて検証しながら分析し、整理しようとするものである。
ここにBSCモデルとは、BSCを下図のような座標軸に描かれるベクトルaに表す。また、ベクトルaの成分、a1は、非財務尺度のオペレーショナル・レベルでの作用可能性をx軸上に、成分a2は、戦略コントロールをy軸上にそれぞれとる。
−図表省略−