全国大会
日本原価計算研究学会 会員各位
第45回全国大会準備委員会
準備委員長 伊藤克容
準備委員長 伊藤克容
第45回全国大会開催のご挨拶、並びに自由論題報告募集のお知らせ
ご挨拶
日本原価計算研究学会会員の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたび成蹊大学吉祥寺キャンパスにおきまして日本原価計算研究学会第45回全国大会を開催させていただくことになりました。今年度、全国大会開催校に選ばれましたことは、誠に光栄であると存じております。
成蹊大学は、著名な会計研究者である高瀬荘太郎先生が学園総長（1960年4月から1966年9月）を務めたこと、太田哲三先生、黒澤清先生、岩田巌先生といった日本を代表する研究者の蔵書を図書館に所蔵することなどからも伺えるように、伝統的に会計学の研究の大変、盛んな大学でした。新井益太郎先生（成蹊大学名誉教授）は、本学会の第2代会長（1990年5月から1991年5月）を務められました。
残念ながら、現在は日本原価計算研究学会に所属する教員は極めて少数であり、大会参加者の皆様にはご不便をおかけする点も多々あろうかと存じます。その際にはご寛恕いただければ幸いです。
社会科学としての原価計算・管理会計研究には様々な役割が期待されていますが、実務への貢献に大きな存在意義があることは議論の余地がありません。昨今、経理担当者が果たすべき役割を果たせていないのではないか、経営管理体制に不備はないかといった問題提起が頻繁になされています。たとえば、頻発する不正会計をいかに防止すべきか、統合報告など自発的開示の要請および経営情報の財務会計への包摂にどう取り組むか、ERP導入をはじめとする情報基盤の充実にともない経営者支援をどのように充実させるかなど、実業界において解決すべき課題は数多く存在します。本学会で、もう一度、実務での問題、現実からの要請に目を向け、それらの課題を起点とした、きちんとした議論がなされるべきであると考えました。このような認識のもとに、第45回全国大会の統一論題テーマを「もう一度実務に戻る」とさせて頂きました。座長は、挽文子氏（一橋大学教授）に御願いしました。報告者の先生方、大会参加者の方々とともに、将来へ向けた活発な議論がなされることを願っております。
今年度全国大会では、特別講演を廣本敏郎氏（公認会計士・監査審査会会長、一橋大学名誉教授）にお願いすることといたしました。2009年9月より2012年9月まで、本学会の会長を務められたことは、会員の皆様は御承知のことかと存じます。これまでのご経験から培われたご見識をもとに、有意義なお話をお聞かせ頂けるものと思います。
このほかにも例年通り自由論題報告を予定しております。特に自由論題報告に関しましては、多くの方にご報告いただき、活発な議論が展開されることを祈っております。
皆様の多数のご参加をお待ち申し上げております。
自由論題報告募集のお知らせ
拝啓
陽春の候、会員の皆様におかれましてはますます御健勝のことと御慶び申し上げます。
さて、日本原価計算研究学会第45回全国大会を成蹊大学におきまして下記要領にて開催することになりました。つきましては、自由論題の報告者を募集致します。奮って御応募くださいますよう御願い申し上げます。
報告を御希望の方は、2019年5月17日（金）までに、下記事項①から④を記載の上、jcaa45th@gmail.comまで、E-mailで御申し込みください。
敬具
記
１．日時：2019年9月2日（月）～4日（水）
9月2日（月）学会賞審査委員会、常任理事会、理事会
9月3日（火）自由論題、会員総会、特別講演（廣本敏郎氏 公認会計士・監査
審査会会長、一橋大学名誉教授）、
統一論題（『もう一度実務に戻る』）、懇親会
9月4日（水）自由論題
２．自由論題報告募集要領
①E-mail件名：「自由論題応募(応募者氏名)」
②氏名、所属、職位、E-mailアドレス、住所、電話番号
(共同報告の場合は、代表者名および報告者全員の情報)
③報告論題・報告要旨(800字程度)
④プレゼンテーション用機器利用など
また、入会申請をしていない非会員のみの自由論題報告の応募はできません。
会員と非会員との共同報告の場合、または、入会申請中の方の場合は、必ずその旨をお書きください。
３．自由論題報告フルペーパー事前提出
御申し込みに際しては、期限内のフルペーパー事前提出を御願い致します。御理解、御協力のほど何卒よろしく御願い申し上げます。
フルペーパーは、2019年8月10日（土）までに事務局にメール添付でファイルを御送りください。未提出の場合、御報告頂けない場合がございます。
以上
御問合せ先：第45回全国大会事務局 jcaa45th@gmail.com